· 

良い変わり方

7月13日(土)と15日(月)の朝日新聞より。

 

13日は漢方についての記事が出ていました。現代医療の中で使用される頻度が増えてきていて、西洋医学では対応できない部分にも対応できる、西洋医学と補完し合いながら発展を続けていくといった内容でした。

 

当院では西洋医学と東洋医学を融合した施術を一つのポイントとしております。それは私が鍼灸師であり、理学療法士でもあるからで、どちらの学問においても人間の体にとって良い面も足りない面もあると感じているからです。

 

人間の身体機能や構造から考えていくのが西洋医学、理学療法。

 

人間の体質やその時の調子、感情から考えていくのが東洋医学、鍼灸。

 

すごく簡単に言うとそんな感じでしょうか。

 

人間を診ていく上で、状態を良くしていく上でどちらも大事。

 

今回の漢方の記事のように、西洋医学と東洋医学が補完し合える関係がもっと出てくると良いですね。

 

15日の記事は死因の第3位が脳血管障害から老衰に変わったとの記事。

 

要因としては、長生き、食生活の改善による血圧コントロールによる脳血管疾患の減少、延命措置の減少が上げられるようです。

 

亡くなり方って誰もが一度は考えたことがあると思いますが、老衰で亡くなることができたら良いと思う人は多いのではないでしょうか?

 

長生きの人も増えましたね。私が他で働いている整形外科にも90歳以上の方が多く、みなさん元気です。本当に羨ましいです。

 

脳血管疾患が食生活により減少したことも非常に良いことだと思います。

 

いつまでも元気に暮らしたい。そう思う人は多いと思います。そして少しずつそういう方向に向かっていっているのかなと思います。

 

もちろん、そのためには普段から食生活や運動に気を付け、適切なケアを受けることが大事ですよ。

 

なんか良い方向に世の中が変わっていっていることを感じられた2つの記事でした。