· 

慢性腰痛

 昨日12月25日の朝日新聞の朝刊に、慢性腰痛には運動療法が効果的との記事が出ていました。

 

 以前から言われていたことではあるので、驚きはしませんでしたが、一般の方からすると少し驚く記事だったのでしょうか?

 

 「痛いから安静」よりも「痛くてもある程度動く」ことで体幹周りの筋肉量を落とさないことが大事との内容でした。腸腰筋のストレッチや四つ這いエクササイズが併せて紹介されていましたね。

 

 記事には出ていませんでしたが、慢性疼痛の方の運動は、痛みを認知している脳にも影響しますよ。簡単に言うと、運動によって痛みを認知している脳の領域をブロックすると言った感じです。

 

 当院でも慢性腰痛の方には鍼灸治療のみだけでなく、ストレッチや筋トレなどの運動も指導させて頂いております。もちろん、その時の疼痛の程度やお体の状態を確認しながら、お一人お一人に適した運動を処方しております。これが当院の売りでもあります。

 

 やはり、運動も積極的に行って頂いている方の方が、体の状態が良くなっています。そして、ご自身の体に向き合って頂く良い機会にもなります。ご自身の体の状態を把握している方の方が更に体の状態は良くなります。

 

 運動は本当に大事ですよ。その時、その方の体の状態に適した運動を行えば、運動によって症状が悪化することはほとんどありません。

 

 腰痛に限らず、運動をしたいけれど、体の不調があってどういう運動をしたら良いかわからない方、ぜひ一度ご相談くださいね。